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前々から気になっていたことがありまして、 今日は、その懸案事項を解決すべく自転車を走らせました。 JRの巣鴨駅と駒込駅との中間地点に「西福寺」というお寺さんがあります。 この一帯、昔は植木屋さんが多数居りました。 池波正太郎の鬼平犯科帳に出てくる長谷川平蔵の親戚筋も この地で植木屋を営んでいたはずです。 では、何故に植木屋が多いかと申しますと、今の六義園を始め、 数々の大名屋敷が、この辺りには点在をしておりまして、 屋敷の庭の手入れに借り出された農民が植木屋になったと言われています。 「染井吉野」もこの場所でつくられました。 気になっていたというのは、別に植木屋のそれではなくて、 「西福寺」にダダイスト、辻潤のお墓があるのです。 辻潤といえば上野女学校に勤務をしていた際に 伊藤野江と知り合い、恋愛騒動に発展をし、その後、 伊藤野江は大杉栄のもとに走り、関東大震災のどさくさまぎれの折に 甘粕憲兵大尉によって虐殺されたことは歴史の一頁を彩ることになるのですが 辻潤は、いつしか記憶から薄れるようになってしまいました。 私の若かりし時分に、辻潤が伊藤野江に宛てた手紙を読んで感銘を受け、 さらに、野江の子ども、辻まことを知るに及んで、興味を持っており、 さらにさらに、伊藤野江といえば足尾鉱毒事件の谷中村の 憤激ルポルタージュとして充分な筆の走りを見せてくれました。 そんなことが下地としてありましたので、「西福寺」の墓所に 赴いたわけです。 辻潤の墓地は、寺の墓どころの中ほどにあり、ついたてのような 自然石一枚に陀仙 辻潤と深く彫られ、最近になって法事があったらしく 真新しい塔婆が二枚立てられておりました。 ひざまずいて、そっと手を合わせると一陣の風が・・・吹いてはきません。 |
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植木 についてー 可愛い植木鉢…
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植木 のお話 2008/04/28 16:15 |
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